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東村山市長選 渡部さん4選 「子育て支援」

4選を決め、万歳する渡部尚さん(中)=東村山市で

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 東村山市長選は、自民、公明が推薦する現職の渡部尚さん(57)が、共産が推薦する新人の元都議小松恭子さん(78)を破り、四選を果たした。

 午後九時四十分ごろ、事務所に当選確実の知らせが届くと、渡部さんは支援者らと握手を交わし、万歳をして喜びをかみしめた。四期目について「まちの基盤整備と産業振興を進め、子育てや福祉の環境を整え、住んで良し、働いて良し、楽しんで良しの東村山にしたい」と抱負を語った。

 渡部さんは、西武線東村山駅周辺の高架化工事に合わせ、まちの「大改造」と位置付けたインフラ整備を掲げた。これまで取り組んできた子育て支援策をさらに充実させることなども訴えた。

 市長選では告示前、立候補を予定していた大学教授が体調不良を理由に断念。これを受けて渡部さんは緊急会見を開き、一九六四年の市制施行以来、初の無投票を防ぐためとして、対立候補の出馬を呼び掛ける異例のアピールをした。その後に出馬を決めた小松さんは、市議と都議で計三十年の政治経験や認可保育所の増設、国民健康保険税引き下げなどを訴えたが、及ばなかった。

 

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