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三鷹市長選 新人・河村さん 4期現職破る

三鷹市長初当選が確実となり、笑顔で花束を受け取る河村孝さん(左)=21日、東京都三鷹市で

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 現職と新人の一騎打ちとなった三鷹市長選は、新人で前副市長の河村孝さん(65)が、現職の清原慶子さん(67)を破り、初当選した。

 河村さんは、ほおを紅潮させ、支持者らと万歳三唱。「一日一日、市民の反応が違ってくるのが分かった。正確な情報があれば市民はきちんと判断してくれると思った。令和という新しい時代が始まる時に市長をできるのは光栄」と喜びを語った。

 四年前の前回市長選では、河村さんは清原さんから後継指名されたが告示日直前に病に倒れ、代わりに立った清原さんが四選した。

 今回は自民党三鷹総支部による候補者調整が不調に終わり、二人が対決する保守分裂選挙に突入。市が進める市庁舎建て替え計画の是非を巡り、市を二分する激しい舌戦が繰り広げられた。

 清原さんの四期は、国内の女性市長として最多記録だった。落選を受け、清原さんは「十分選挙活動ができなかった。市を分断させてはならない。より発展させるため、気持ちを切り替えたい」と語った。

 

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