多摩地域の二十市議選の投票率平均は46・25%(前回比0・71ポイント減)で、過去最低だった二〇一一年の46・64%を下回った。都内の町村議選の投票率も56・26%(同2・66ポイント減)で、同じく一一年(56・98%)を下回り過去最低となった。
市議選は十七市で前回より投票率が下がり、上昇したのは三鷹、清瀬、羽村だけ。三鷹、清瀬は保守分裂の激戦となった市長選との同日選だったため、押し上げたとみられる。逆に、市長選がなくなった国立は5・97ポイントも下がった。
羽村(定数一八)は市議選単独で行われたが、候補者が二十三人と前回の二十人より多く、議長経験者が最後の議席を争う激戦を反映して1・08ポイント上昇した。 (松村裕子)
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