紙面から

競泳・池江選手「爪痕残す」 日本選手団が入村式

リオ五輪の選手村入村式を終え、集合写真で笑顔を見せる競泳の池江璃花子選手(前列右から2人目)ら=2日、リオデジャネイロで(佐藤哲紀撮影)

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 【リオデジャネイロ=中野祐紀】5日開幕のリオデジャネイロ五輪の選手村で2日、日本選手団の入村式があった。山下泰裕副団長ら役員と競泳、ライフル射撃、カヌーの選手ら計78人が参加した。

 選手たちはそろいのジャージーに身を包み、日本とブラジルの手旗を持って村内の広場へ。デンマークなど四カ国の選手団とともに、ブラジル人ダンサーによるサンバダンスや現代舞踊を混ぜ合わせた歓迎の舞に迎えられた。

 競泳女子で七種目に出場する高校一年の池江璃花子選手(16)は時折、笑みをこぼしながら国旗掲揚に合わせて君が代を口ずさみ、「メダルとまではいかないかもしれないけど、しっかり爪痕を残したい」と意気込みを語った。

 バスケットボール女子元ブラジル代表主将のジャネッチ・アルカイン村長は「あなたたちに忘れられない瞬間が訪れることを願います」とあいさつした。広場には各国選手団の代表者がメッセージを書き込むパネルがあり、山下副団長は「夢への挑戦」と記した。

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