東京新聞

現代舞踊第二部 3位

西山叶和子
「ゆれる人魚」
Ballet & Dance UNO(指導者:深見章代)

入賞した感想を聞かせてください
「ゆれる人魚」では「海から現れたばかりの重力を感じさせない人魚」ということを意識して、足音や指先の細かな動きを工夫するなど毎日レッスンに励んできました。
この作品で入賞することができ、始めはとてもびっくりし、すぐに嬉しさがこみあげてきました。先生方や周りの方々に感謝の気持ちでいっぱいになりました。ありがとうございました。
踊りを始めたきっかけは?
二つ年上の姉が先にバレエを習っているのをずっと見ていたので、私も自然に習いたいと思いました。
踊りを続けていて一番楽しかったこと・うれしかったことは?
コンクール作品の題名が決まり、振り付けも終わって、自分なりにこの作品と向き合う時間がまるで冒険のようで一番楽しいです。本番よりもむしろ極めようとする過程が大好きです。
一番嬉しかったことは、今回初めてチャレンジしたバレエ二部でも予選を通過でき、バレエ二部と現代舞踊第二部の両方で、もう一度決選の舞台でおもいきり踊れたことです。
踊る時に常に気をつけていることは?または、一番大切にしていることは?
踊りで常に気をつけていることは表現が演技に走らないことです。観て下さる方々に、自分が一番何を伝えたいかを身体全部を通して伝えることです。
一番大切にしていることは、まず自分がその踊り・作品を好きになることです。
将来の夢は?
クラシックもモダンバレエもコンテンボラリーダンスも踊れるバレエダンサーになることです。その頃にはコロナもおさまって、たくさんの方たちに公演を観て頂いて楽しんでもらいたいです。
そのほか、自己PRなど
7月の『現代舞踊展』に群舞で参加させて頂きます。プロのダンサーの方々と一緒に踊らせて頂くので練習が刺激的でとても楽しみです。「ゆれる人魚」とは違った雰囲気の作品なので、ぜひ色々な方々に観に来て頂きたいです。

写真:スタッフ・テス株式会社 松澤綾子