東京新聞

創作舞踊部 1位

富士奈津子(出演:富士奈津子 小澤早嬉)
「なかなか暮れない寂寥の刻」
金井桃枝舞踊研究所(指導者:金井桃枝)

入賞した感想を聞かせてください
喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。応援し続けてくれた家族や支えてくれた仲間達や スタジオの人達、今の私が踊れているのは沢山の教えを下さった先生方のお陰です。このコンクールの創作部門で、この様な賞を頂ける日が来るとば夢のようで、これからの舞踊人生への導きを頂いた様な気持ちになりました。本当に有難うございました。
踊りを始めたきっかけは?
舞踊家の母のお腹の中で、もう既に願っていました。
踊りを続けていて一番楽しかったこと・うれしかったことは?
30余年、踊りを続け、沢山の喜びに出会いました。最近では、自分の踊る姿を見て誰かが喜んだり、勇気や希望を少しでも与える事が出来た時や、この度の様に小さな頃から見て来た後輩や生徒が舞台で輝き、共に舞踊道に切磋琢磨する事が出来ている時に喜びを感じます。
踊る時に常に気をつけていることは?または、一番大切にしていることは?
師の教えと踊りに誠実である事、感謝の気持ちと、富士奈津子である事。
将来の夢は
どんな小さな一歩でも、一歩一歩を大切に…いつか自分の足跡たちが愛おしいと思える日まで、これから先も踊りと供に生を全うしてゆけたらいいと思っています。

写真:スタッフ・テス株式会社 根本浩太郎