東京新聞

邦舞第一部 1位

花柳昂美胡
「長唄 七福神」
花柳克昂舞踊研究所(指導者:花柳克昂)

踊りを始めたきっかけは?
小学校一年生の頃に参加させていただいた文化庁後援の伝統文化子供教室がきっかけで日本舞踊に魅了されました。その後母がお教室を探してくれてお稽古を始めることができました。
踊りを続けていて一番楽しかったこと・うれしかったことは?
様々な演目に重ねて日常に溢れる美しさや巡る季節に触れた時、日本舞踊に人生を彩っていただいているという事を実感し、嬉しく思います。
今回の出場にあたって、心がけたことは?
切々と語るように踊ることを心掛けました。また、長唄「七福神」は前半と二上がり以降とでは大きく雰囲気の変わる趣向の曲ですので、その曲のお力をお借りして6分間の中でも緩急を活かせるように意識いたしました。
踊る時に一番大切にしていることは?
曲やお振りの意味、役をしっかりと理解してお稽古し、本番では踊りを楽しむことを一番大切にしております。
アンコール公演に向けての意気込みを教えてください。
貴重な機会を頂戴し、身に余る光栄でございます。
舞台に携わってくださる皆様、師匠、応援してくださる皆様に深く御礼申し上げます。素敵な舞台を精一杯楽しみながら踊らせていただきますので、ご高覧頂けますと幸いでございます。

写真:スタッフ・テス株式会社 松澤綾子