東京新聞

創作舞踊部 2位

山田悠(出演:山田悠)
「end of the string...」
福岡加奈子バレエ研究所

踊りを始めたきっかけは?
私の母と、叔母が2人で「福岡加奈子バレエ研究所」というバレエ教室を経営していたので、物心ついた時にはもう、バレエを踊っていました。
踊りを続けていて一番楽しかったこと・うれしかったことは?
作品を作る過程です。私が振り付けた動きを誰かに踊ってもらうことでまた違ったモノに仕上がって、初めに思い描いたものに色がついていく過程はとても、楽しいです。
今回の出場にあたって、心がけたことは?
自分と向き合うことです。人に振り付ける時は、自分に無いものが見えて動きに繋がる事がありますが今回は、自分自身に振りを作るため、本気で自分と向き合う必要性を感じ、改めてその難しさを感じました。
踊る時に一番大切にしていることは?
その場の空間と自分の身体との塩梅を感じながら踊ります。
将来の夢は?
アンテロープキャニオンのような場所でダンサー20名くらいの作品を作りたいです。そして今後様々な場所で多くのダンサーと作品を作り続けることが出来ればと思っています。
アンコール公演に向けての意気込みを教えてください。
今回2位という賞を思いがけず頂き、嬉しい気持ちもありましたが戸惑いも隠せませんでした。しかし、自分の今までの作品作りが活かされ、その努力を評価されたのだと信じ、6月の公演では更に作品をより良く見せられるよう研究を重ね、最後まで踊り切りたいと思います。

写真:スタッフ・テス株式会社 根本浩太郎