東京新聞

現代舞踊第一部 2位

藤本舞
「眩耀」
井上恵美子モダンバレエスタジオ(指導者:井上恵美子)

踊りを始めたきっかけは?
幼い頃、音楽が聴こえると、どんな時でもどんな場所でも踊り始める姿を見た母がスタジオへ連れて行ってくれたことがきっかけです。
踊りを続けていて一番楽しかったこと・うれしかったことは?
1つの作品と1つ1つの舞台を通して毎回新たな発見があることに楽しみと魅力を感じています。また、私の踊りを観てお声をかけてくださる方々に出会えた際には、とても嬉しい気持ちでいっぱいになります。
今回の出場にあたって、心がけたことは?
「眩耀」という言葉は、あまり身近ではありません。作品を通して何を伝えたいかを常に考え、どのようにしたら「眩耀」が届くのかを意識して、練習から想いを込めて踊っていました。本番では、自分の想いをぶつけ、全てを出し切ることを心掛けました。
踊る時に一番大切にしていることは?
自分自身と向き合う期間を共にしてくれる作品と、日頃から支えてくださる方々や、私の踊りを観てくださる方々に、感謝の気持ちを持って舞台に立っています。そして作品の情景を想い浮かべ、その景色が目の前に広がっているかのように、最後まで集中して世界観をつくり出すことを大切にしています。
将来の夢は?
身体が動く限り、踊り続けていたいです。
アンコール公演に向けての意気込みを教えてください。
アンコール公演にて、「眩耀」を観てくださった方々のこころに何か残るものや、4分間という短い時間の中で、少しでも何か感じていただける踊りをお届けしたいです。同時に私自身も貴重な舞台を思う存分楽しめるよう、練習に励みたいと思っております。

写真:スタッフ・テス株式会社 上野能孝