東京新聞

群舞部 2位

大阪芸術大学舞台芸術学科舞踊コース3回生S21(出演:浦崎彩花、遠藤理愛、大﨑健太郎、岡田百叶、岡野仁美、紙谷颯心、川崎里桜、川端咲花、塩川礼蘭、南里そらら、野上桃加、長谷川菜香、槇本妃南、横畑摩実、吉富梨夏子、渡邉夏光、礒橋芽生、西川真幸、則武日菜)
「revelation」
(指導者:堀内充)

踊りを始めたきっかけは?
幼い頃から姉が通っていたバレエスタジオに付き添いで見学しておりクラシックの音楽や踊りを見ることが好きでしたが、小学校に入学する頃自分も踊りたいという気持ちが芽生え母に頼み込んだのがきっかけです。
踊りを続けていて一番楽しかったこと・うれしかったことは?
どの舞台に立つ際にも思うことですが、舞台を作り上げの練習から自分を捨てて役になりきってそこの世界を生きることが楽しいです。今回の「revelation」でも深い悲しみを持った人を演じました。皆それぞれの悲しみ、苦しみを感じながら踊り、幕に入った後。
今回の出場にあたって、心がけたことは?
群舞部門ですので、とにかく揃える事を一番練習しました。そして揃えるだけでなく、それぞれの個性やオーラは消さないようにという教えを意識することも心掛けました。
踊る時に一番大切にしていることは?
一つ一つのポーズを決めていくことも大切ですが、特にパとパの繋ぎの動きが悪目立ちしないように客観的確認することを大切にしています。また全てが一定のテンションで流れていかないように緩急、強弱のポイントを自分の中で決める、そしてそのポイントを一つ一つ冷静に決めていくことも大切にしています。
将来の夢は?
演者として舞台にたち続けながらも創作活動もするなど、自分から芸術を何かしらの形で発信し続けること、私が今までの恩師から学んだことを作品を通して後世へ繋げていくことが将来の夢です。
アンコール公演に向けての意気込みを教えてください。
今回この素晴らしい舞台で大阪芸術大学舞踊コース代表として第2位をいただけたこと、とても嬉しく思います。充先生がレッスンやリハーサルなどを通して、伝えてくださった沢山のお言葉が私たちの踊りをより変化させたと思いますし、最後まで諦めず作品に向き合った同期の皆に感謝の気持ちでいっぱいです。アンコール公演に向けてより磨きをかけ“真実を明かす”という意味を持った「revelation」を観に来て下さった方々に19名の迫力と共にお見せしたいと思います。

回答:出演者代表 岡野仁美

写真:スタッフ・テス株式会社 松澤綾子