女子マラソン・道下選手が銀　男子・岡村選手は銅

　【リオデジャネイロ＝本社取材団】リオデジャネイロ・パラリンピック最終日の十八日、車いすラグビーで日本はカナダとの三位決定戦を５２−５０で制し、初のメダルとなる銅を獲得した。初実施された女子マラソン（視覚障害）で道下美里選手（３９）＝三井住友海上＝が銀メダル。男子マラソン（同）で岡村正広選手（４６）＝静岡県御前崎市、ＲＵＮＷＥＢ＝が銅メダルに輝いた。

　女子マラソン（車いす）には土田和歌子選手（４１）＝東京都多摩市、八千代工業＝が出場する。

　日本勢のメダルは銀十、銅十四の合計二十四個となった。

　第十一日の十七日、競泳は男子２００メートル個人メドレー（知的障害）で初出場の中島啓智選手（１７）＝千葉県習志野市、中山学園高＝が２分１５秒４６で銅メダルに輝いた。

　女子１００メートル自由形（運動機能障害Ｓ５）は金十五個を持つ成田真由美選手（４６）＝川崎市多摩区、横浜サクラ＝が七位。

　陸上男子走り幅跳び（切断などＴ４４）はマルクス・レーム選手（２８）＝ドイツ＝が８メートル２１で制した。