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東京都知事選

在任2年4カ月 「舛添都政」に幕

 東京都の舛添要一知事は自らの政治資金流用など公私混同問題の責任を取り、二十一日付で辞職する。二〇一四年二月の都知事選で初当選し、在任期間は二年四カ月。一年で辞職した猪瀬直樹前知事に続き、歴代八人の都知事の中で二番目に短い。

 都によると、舛添氏の二十一日の日程は都庁外での公務を示す「庁外」で、登庁予定はない。政治資金の私的流用問題などで積み残された疑惑への説明や、退任の記者会見も行われないまま、舛添都政は幕を閉じる。

 トップ不在の間、安藤立美副知事が知事代理を務める。安藤氏が知事代理に就くのは、石原慎太郎元知事が国政に転じた一二年、猪瀬前知事が医療法人グループから五千万円を受け取った問題で辞職した一三〜一四年に続いて三度目になる。

 

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