東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 特集・連載 > 東京都知事選2016 > 記事一覧 > 記事

ここから本文

東京都知事選

自民、桜井氏に出馬要請へ

桜井俊氏

写真

 舛添要一前知事の辞職に伴う東京都知事選(七月十四日告示−同三十一日投開票)で、自民党は、前総務次官の桜井俊(しゅん)氏(62)に立候補を要請する方針を固めた。公明党と連携して支援する方向で、二十八日にも最終調整に入る。複数の自民党関係者が明らかにした。

 関係者によると、同党が二十五、二十六両日、立候補が取りざたされている複数の名前をあげて実施した世論調査で、桜井氏の支持がトップだった。

 ただ、桜井氏は二十四日の本紙の取材に「(出馬要請が)あったとしても出るつもりはない」と語るなど重ねて立候補を否定している。このため、桜井氏の意向を慎重に見極めながら出馬を促すという。

 桜井氏は群馬県出身。東京大法学部を卒業後、一九七七年に旧郵政省入り。十七日付で次官を退職し、総務省顧問となっている。

 

この記事を印刷する