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東京都知事選

「野党統一候補を」 市民有志、緊急アピール

都知事選で野党統一候補の擁立を求めた市民有志の集会=1日、東京・永田町の参院議員会館で

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 東京都知事選(十四日告示−三十一日投開票)で、市民有志でつくる「市民連合東京連絡会」が一日、野党の統一候補の擁立を求める集会を都内で開き、「一刻も早く候補を決め、市民の提案を踏まえた政策協定が結ばれることを切望する」との緊急アピールを採択した。 

 民進、共産、社民、生活の四党は参院選(十日投開票)一人区で統一候補を実現し、都知事選でも擁立の方針で一致している。

 集会には、次期衆院選の野党統一候補を模索する「市民連合めぐろ・せたがや」、前回都知事選で宇都宮健児元日弁連会長を支援した「希望のまち東京in東部」などから約六十人が参加。共産党都委員会の役員ら政党関係者も出席した。賛同人にはジャーナリスト高野孟氏、ルポライター鎌田慧氏、上智大教授の田島泰彦氏らが名を連ねた。

 市民連合めぐろ・せたがやの鈴木国夫共同代表は「百点を求めて零点になるより、六十点でもいい」と、人物にこだわらず統一候補を支援するよう呼び掛けた。参加者からは宇都宮氏を推す意見も出た。

 

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