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東京都知事選

石原氏「参院選後に結論」 自民推薦、小池氏が要請

 東京都知事選(十四日告示−三十一日投開票)を巡り、既に立候補を表明している元防衛相で自民党の小池百合子衆院議員(63)が五日午後、同党都連会長の石原伸晃経済再生相と党本部で会談した。終了後、小池氏は記者団に「自民党の推薦を頂きたいと伝えたが、(石原氏から、十日投開票の)参院選後に結論を出したいと言われた」と明かした。その上で「出馬の意思はまったく変わりません」と改めて強調した。

 小池氏は先月二十九日に出馬表明し、今月一日に推薦依頼書を党都連に提出した。この日の会談では、小池氏が都連の了承を得ずに出馬表明した経緯や、推薦依頼に対する意向について話し合ったとみられる。

 自民党の候補者選びを巡っては、自民都議団や東京二十三区の区長有志から前岩手県知事の増田寛也元総務相(64)を推す声が強まる中、候補一本化をどう図るかが焦点。小池氏は党の支援が得られない場合でも、出馬する意向を示している。

 

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