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東京都知事選

元日弁連会長の宇都宮氏 3回連続の都知事選出馬へ

宇都宮健児氏

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 東京都知事選(十四日告示−三十一日投開票)で、元日本弁護士連合会長の宇都宮健児氏(69)が七日、立候補の意向を固めた。参院選後の十一日に記者会見し、正式に表明する。二〇一二年十二月、一四年二月に続いて三回連続の出馬となる。

 宇都宮氏は同日夜、本紙の取材に「都政の無駄を削って福祉を充実させ、都民の暮らしを第一にする都政を実現したい」と語った。「近く政策を発表し、より多くの支援の輪を広げていきたい」と、野党四党や市民団体からの支援を視野に活動する意向を示した。

 宇都宮氏は前回と前々回の都知事選で、いずれも共産、社民両党などの支援を受けた。

 一二年は約九十六万票、一四年は約九十八万票を集め、ともに次点に終わった。

 一四年には公約として、原発再稼働反対やブラック企業規制条例の制定、アジア諸都市との平和外交、環境に配慮したシンプルな五輪開催、政治とカネの問題の徹底追及などを訴えた。

 愛媛県出身で、東大中退。弁護士として多重債務問題やオウム真理教事件の被害者救済に当たった。

 

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