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東京都知事選

「自分の事情 時間切れに」 石田純一氏、出馬断念

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 「自分の事情もあってタイムリミットになった」。都知事選への出馬を断念した俳優の石田純一氏(62)は十一日、港区のホテルの会見でこう述べた。「野党統一候補でなら出馬する」との意向を表明してから三日後。熱弁を振るう場面はなく、淡々と話した。

 「正式に断念します。いろいろお騒がせしました」。グレーのスーツ姿の石田氏は、開口一番、撤退を表明した。

 報道陣から「事情というのは何か。(出演番組を降りる際の)違約金のことか」と問われると、番組の差し替えをメディアに待ってもらっていたことを示唆し、「中立公正でないといけないメディアのルールがあった」「タイムリミットが十一日で、昼に決断した」などと明かした。

 さらに、妻のプロゴルファー東尾理子さんが反対していたことに関連し、「家族は完全に説得できませんでした」。「大変残念だが、野党統一候補の流れができたなら、役割を果たせたのではと自負している」と語った。

 

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