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東京都知事選

宇都宮氏、午後に判断 鳥越氏野党候補受け

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 東京都知事選(十四日告示−三十一日投開票)で、ジャーナリスト鳥越俊太郎氏(76)が野党四党の統一候補となることが決まったのを受け、既に出馬表明している元日弁連会長の宇都宮健児氏(69)が、出馬に踏み切るかどうかが焦点になっている。野党系の結集に向けて民進、共産両党幹部が宇都宮氏に協力を呼び掛けており、宇都宮氏は十三日中に最終判断する意向を示している。

 事務所関係者によると、宇都宮氏は十三日午前、記者団に対して「基本姿勢は変わっていない」と述べた。十二日には、宇都宮氏側が鳥越氏に会談を要請し、二人は都内で約十五分間、意見を交わした。宇都宮氏は「どんな政策を掲げて戦うかが重要。出馬取り下げということも含めて、多くの人が納得できるように、仲間と相談して決断したい」と語っていた。

 鳥越氏と宇都宮氏のほか、元防衛相の小池百合子氏(63)、元総務相の増田寛也(ひろや)氏(64)=自民、公明両党推薦=の四人は十三日午後、東京都千代田区の日本記者クラブで共同記者会見をする予定になっている。

 

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