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![]() 主要3候補 主張やイメージ、この色でアピール知事選(31日投開票)では候補者陣営が知恵を絞り、主張のアピールや好感度上昇に最適なイメージカラーを打ち出して戦っている。中には同じ色を選んでしまった場合もある。主な3候補は、どんな色に、なぜ決めたのか。 (届け出順) 【青】鳥越さん 涼しげで清新さ打ち出す鳥越俊太郎さんは濃い青。ポスターやちらし、支援者らが掲げるキャッチコピーのカードの背景に使っている。 陣営によると、鳥越さんの好きな色で、目立つ色だったのが決め手だった。「他の主要候補と重ならないか危惧したが、結果的に違ってよかった」と担当者。 青は、白のワイシャツ、黒のスーツ姿が定番の鳥越さんのバックにあって違和感がないという。舛添要一前知事の政治とカネの問題が今知事選の発端だけに、清新なイメージを打ち出し、真夏の選挙で涼しげな雰囲気も漂うようにした。 【緑】増田さん 自然の色 クリーンさ重ね増田寛也さんは緑。「大好きな自然という意味を込めた」と明かす。岩手県知事時代には、岩手の自然に触れたくてサイクリングやカヌーを始めた。 緑は「クリーンさ」の意味もあるという。「政治とカネ」をめぐり二代続けて知事が途中辞職した後の選挙。陣営は「混乱した都政を落ち着かせる。ぴったりの色ですね」と納得顔だ。 ただし、小池さんとも同じ色だ。「全くの偶然。突然の出馬で相手候補のことを考える余裕もなかった。今回の選挙のバタバタ感を表しているのでは」と陣営スタッフは話す。 【緑】小池さん 環境、エコへの思いを表現小池百合子さんは緑。街頭演説では、緑の鉢巻きを締め、運動員もポロシャツ、鉢巻き、手袋を緑で統一している。 「環境相をやっていたころからのイメージカラーです」と陣営は説明する。衆院議員時代に環境相としてクールビズを広めるなど、「環境」「エコ」への思いから、これをイメージする緑を好むという。 増田さんも同じ色となったことに、陣営は「都知事選に関しては、こちらが先に手を挙げて緑色でやってましたから。でも、あまり関係ないんじゃないですか」としている。
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