東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 特集・連載 > 東京都知事選2016 > 記事一覧 > 記事

ここから本文

東京都知事選

18歳 候補者見極める 選挙サンデー演説に耳傾け

東京都知事選で候補者の街頭演説を聞く人たち=17日、東京都内で(潟沼義樹撮影)

写真

 東京都知事選(三十一日投開票)は十七日、告示後初の日曜日を迎えた。ジャーナリスト鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、社民、生活推薦、元総務相の増田寛也(ひろや)氏(64)=自民、公明、こころ推薦=はともに多摩地区へ、元防衛相の小池百合子氏(64)は秋葉原などを回った。東京の未来像を語った候補者に、若者は何を託すのか。

 JR立川駅北口で、演説を聞いた高校三年、梶谷貴美子さん(18)=東大和市=は「東京五輪を成功させるため、知事を誰にするかは重要」。十日の参院選に続いて投票するつもりだ。

 大学進学を目指す遠藤怜良(れいら)さん(18)=町田市=はJR町田駅前で、応援弁士らが保育所の待機児童問題を訴えているのを聞き、「子育てしながら働いた母のように、私もなりたい。待機児童を解消してほしい」と注文した。

 秋葉原駅近くで演説を聞いた高校三年、桜木優さん(17)=葛飾区=は、二十九日で十八歳。医療系大学への進学を目指し、奨学金を学費に充てる考えだが、返済に不安も。「返済不要の給付型奨学金をつくって」との期待を一票に託す。

 

この記事を印刷する