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東京都知事選

<明日を託せるのは誰> (6)応援弁士

(届け出順)

◆「弟分」森進一さん共演

 鳥越俊太郎氏(76) 歌手森進一さん(68)は四十年来の友人。一九七七年に雑誌「サンデー毎日」で森さんのドキュメントを執筆するため、九州まで同行取材して交流を深めた。「僕にとっての弟分みたいなもの。兄弟付き合いしている」。都知事選に出馬表明後、森さんから「何回でも応援に行く」と電話があったといい、十八日には巣鴨と渋谷で共に演説。森さんは「クリーンさで鳥越さんに勝る人はいない」と訴え、大ヒット曲「襟裳岬(えりもみさき)」のサビを披露する場面もあった。

◆谷垣幹事長は趣味仲間

 増田寛也氏(64) 自民党の谷垣禎一幹事長(71)は、都知事選で推薦を受ける与党の実力者というだけでなく、趣味でつながる仲。「岩手県知事時代に始めたサイクリングの話ができる存在。サイクリングショップにも一緒に行く」。二〇〇八年に発足した福田康夫改造内閣で、増田氏は総務相、谷垣氏は国土交通相と、ともに閣僚だった。谷垣氏は告示後の第一声に駆けつけ、増田氏の父で参院議員を務めた故盛(さかり)さんを引き合いに出し、「お父上にもご指導を頂いた」と振り返った。

◆野口健さんと富士守る

 小池百合子氏(64) 富士山の清掃活動を続ける登山家野口健さん(42)は、二〇〇三年の小泉純一郎内閣で環境相を務めた時からの友人。応援演説に駆け付けた野口さんは「歴代の環境相にお会いしているが、富士の樹海で何時間もごみを拾ってくれた大臣は他にいなかった」。野口さんは少年時代にエジプトに住み、カイロ大に留学経験のある小池氏と通じ合うものがある。「僕はアラビア語はもう話せないけど、小池さんはペラペラ。あの時代に女性で留学したのはすごいです」 

 主要3候補の発言や著書などから構成しています。

 

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