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東京都知事選

<世論調査詳報>原発への対応 5割超「脱原発」望む

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 「即時ゼロ」と「時間をかけてゼロ」を合わせた「脱原発」を望む有権者が、五割を超えた。六割超だった二〇一四年の前回都知事選時の調査と比べると低下し、原発推進と脱原発で都民の意見は割れている。

 鳥越氏に投票するとした人の半数が「時間をかけてゼロ」を選択し、「すぐにゼロ」を加えると七割以上となった。「活用していく」「極力減らしていくがゼロにはしない」は合わせて四分の一程度だった。一方、増田氏は「活用」「ゼロにしない」が六割弱で、小池氏も五割を超えた。

 支持政党別では、自民や、公明、おおさか維新は「極力減らしていくがゼロにはしない」と回答した人が目立った。民進支持者は「時間をかけてゼロ」、共産支持者は「即時ゼロ」が最多だった。

 年代、性別ごとでは、十八〜二十九歳と三十代の男性は七割近くが「活用」「ゼロにしない」。女性も十八〜二十九歳の六割以上が原発推進派だったが、それ以外は「脱原発」が上回った。

 

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