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東京都知事選

<明日を託せるのは誰> 最終日 候補者の訴え

 過去最多となる二十一人が立候補した東京都知事選。選挙戦最終日の三十日、真夏日の繁華街や駅前で、支持を訴える候補者たちの声が響いた。

 都庁に近い新宿駅西口で街頭演説を繰り返してきた元労相の山口敏夫さん(75)は、最終日も同じ場所へ。東京五輪・パラリンピックの開催経費について「都民の血税を無駄遣いさせない。保育所や介護施設の不足は五輪優先で後回しになっているからだ」と訴えた。

 ジャーナリストの上杉隆さん(48)は、かつて暮らした都営アパートがある新宿・高田馬場で、最後のマイクを握った。都政取材十七年の経験を生かし、防災グッズの全戸配布、養護老人ホームの待機者ゼロなど七つの公約について「一期目でできる」と強調。ツイッターのフォロワー(読者)数は三十二万人余で、候補者の中で最も多い。この日もインターネット中継などを駆使して「東京を多様性のあるまちにする」との決意を語った。

 前兵庫県加西市長の中川暢三(ちょうぞう)さん(60)は、銀座や渋谷、新宿などの主要駅前や花火大会会場周辺を回った。移動はすべて電車や地下鉄。減税や開かれた都政などの政策を強調し、「政党の支持を受けない無所属だからこそ、改革ができる」と訴えた。

◆都知事選立候補者(届け出順)

高橋尚吾(たかはししょうご)32 (元)福祉施設職員 無新 

谷山雄二朗(たにやまゆうじろう)43 会社代表 無新 

桜井誠(さくらいまこと)44 市民団体代表  無新 

鳥越俊太郎(とりごえしゅんたろう)76 ジャーナリスト 無新 =民共生社

増田寛也(ますだひろや)64 (元)総務相 無新 =自公日

マック赤坂(あかさか)67 スマイル党総裁 無新 

山口敏夫(やまぐちとしお)75 (元)労相 諸新 

山中雅明(やまなかまさあき)52 税理士 諸新 

後藤輝樹(ごとうてるき)33 雑事代行業 無新 

岸本雅吉(きしもとまさよし)63 医療法人理事長 無新 

小池百合子(こいけゆりこ)64 (元)防衛相 無新 

上杉隆(うえすぎたかし)48 ジャーナリスト 無新 

七海ひろこ(ななみ)32 幸福実現党役員 諸新 

中川暢三(なかがわちょうぞう)60 (元)加西市長 無新 

関口安弘(せきくちやすひろ)64 建物管理業 無新 

立花孝志(たちばなたかし)48 (元)船橋市議 諸新 

宮崎正弘(みやざきまさひろ)61 大学教授 無新 

今尾貞夫(いまおさだお)76 医師 無新 

望月義彦(もちづきよしひこ)51 会社社長 無新 

武井直子(たけいなおこ)51 (元)学習塾講師 無新 

内藤久遠(ないとうひさお)59 会社員 無新 

 

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