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都議選2017

<各党幹部に問う>(6)女性の視点で政策提言 東京・生活者ネットワーク 西崎光子共同代表

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 −都議選の情勢をどう見ているか。

 四年前は自民党が強かったが、今回は「小池旋風」という感じ。生活者ネットの支持層は主婦が多い。地域を回ると、女性で改革を目指す小池百合子知事への支持は非常に高い。

 −目標議席数は。

 新人二人、現職二人の女性四人を擁立する。現有三議席は確実に取り、全員当選を目指したい。

 −北多摩第二選挙区(国分寺、国立市)では、ネットの現職が都民ファーストの会から推薦を受ける。

 都民ファーストから候補者を出されると、大変厳しい戦いが予想される。ネットとして最初に都議を輩出したところで、重要選挙区でもある。選挙協力を結ぶことで確実な議席確保につなげようと考えた。今の議会や都政を変えていこうという姿勢は共通している。

 −どう戦うのか。

 東京は二〇二五年に人口がピークを迎える。地域で高齢化がかなり進んでいることが分かる。若い世代が子育てをしながら介護の問題を抱えているということもあって、切実な問題だ。こうした生活に密着したテーマを訴えていきたい。

 ネットは住民自治を目指している。その視点で、地域社会をより良く変えていこうと女性の目線で予算要望したり、政策を提言したりしてきた。そういうことを都民に分かりやすくアピールしていく。

 −今回は女性の候補者が増えそうだが、都議会の女性進出についてどう考える。

 都議の半分ぐらいが女性でいい。まだまだ重要な政策決定に関わる女性議員は少ない。これからは女性が実力を評価され、議員としての活動を進めていけるように、政党も議会も環境を整備していかないといけない。 (聞き手・唐沢裕亮)

 

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