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都議選2017

各党が街頭活動本格化

 七月二日投開票の東京都議選に向け、自民党都連は二十七日、都内選出の国会議員十数人を各地の演説にそれぞれ動員し、街頭活動を本格化させた。地域政党「都民ファーストの会」を事実上率いる小池百合子知事も街頭に繰り出し、互いに火花を散らした。

 自民都連の下村博文会長は墨田区で都議と演説。「知事と協力するところは協力する」としながらも、豊洲市場(江東区)への移転問題などを挙げ「解決のスピード感があまりにも遅い。知事のイエスマンの都民ファーストが当選することがあれば、都政は停滞する」とけん制した。

 小池氏は北区などでマイクを握り、自民が公約に入れた受動喫煙防止対策について「ブレーキをかけまくってきた自民都連が条例をつくると言い出した。毎年都議選をやって審判を図った方がいい」と批判。「皆さんの研ぎ澄まされた目で、本当に改革を進めるところに思いを託して」と呼び掛けた。

 共産党の志位和夫委員長も調布市などで演説し、都議選は「自民・公明対共産が本当の対決構図だ」と強調。市場問題では「移転をごり押しする自民と公明に退場の審判を下そう」と述べ、移転の是非を公約で触れない都民ファーストにも「無責任。最大の争点でどういう態度を取るのか都民に示すべきだ」とした。 

 

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