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都議選2017

小池氏、「都民ファーストの会」代表に就任へ

 東京都の小池百合子知事は三十日、自身が特別顧問を務める「都民ファーストの会」の代表に就く意向を明らかにした。都庁で報道陣の取材に応じた。七月の都議選に向けた同会の総決起大会が開かれる六月一日に就任する。

 都議会での勢力拡大のため、自らが前面に立ち、都議選に向けて会の知名度を上げる狙いとみられる。小池氏は四月に特別顧問に就いたが、公認候補者らからは代表就任を求める声が上がっていた。

 小池氏は三十日午前、報道陣に「都民ファーストの志と政策を実行していくため、代表という形を取りたい。改革のスピードを上げていくという観点から、自らが代表を務めていく」と述べた。

 会は既に四十五人の公認候補者を発表。都議選では、公明党などを含む支持勢力での過半数の獲得を目指している。

 小池氏の代表就任で、選挙協力を結ぶ公明党などとの連携もさらに強化したい考えだ。

 同会は小池氏の政治塾を運営するため、小池氏を支援する都議らが昨年九月に政治団体として設立。今年一月に地域政党として活動していく考えを示した。代表は現在、小池氏が都の政務担当特別秘書に任命した野田数(かずさ)氏が務めている。

 

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