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都議選2017

「地方自治は二元代表制」引退の内田議員知事の手法疑問視

 都議会自民党の重鎮で、今期で引退する内田茂議員(78)が七日の都議会本会議後、報道陣の取材に「いろんな思い出が走馬灯のようによぎった」と、通算七期を振り返った。対立した小池百合子知事には「本来地方自治は二元代表制。お互いが切磋琢磨(せっさたくま)して努力するのが当たり前では」と、あらためて手法を疑問視した。

 間近に控えた都議選で、自民党は小池知事が率いる「都民ファーストの会」と対決する。内田議員は「選挙は風が吹くときもいろいろある。風で受かった人たちは、誰に投票してもらったか分からない」と、小池知事人気を牽制(けんせい)。「(有権者には)どっちが自分たちにとっていいのか、思いをはせてもらいたい」と話した。

 一方、小池知事は内田議員について報道陣の取材に「長い間、ご苦労されたかと思います。敬意を表したい」と淡々と語った。

 

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