東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 特集・連載 > 都議選2017 > ニュースの記事一覧 > 記事

ここから本文

都議選2017

選挙モードへ突入 都議会閉会 議員ら足早に地元へ

 さあ選挙−。現在の顔触れでは最後となる都議会定例会が七日に閉会。二十三日告示の都議選に向け、立候補を予定している議員たちは、あいさつ回りや街頭宣伝などのため足早に地元へと向かった。告示まで半月ほど。“選挙モード”に切り替え、活動を本格化させた。

 閉会後、四年間の任期を締めくくる恒例のお別れ会が開かれた。小池百合子知事は「出馬準備をされている方にはエールを送りたい。勇退される方は今後も都政を見守り、後進を育てていただきたい」とあいさつ。都議選には現職百二十六人(欠員一)のうち、百六人が出馬を予定しており、乾杯が終わるやいなや多くの議員が会場を後にした。

 自民都議は「最後の議会が終わっていよいよ選挙だと実感した」。公明都議は「二代続けて知事がお金の問題で辞職したのはゆゆしきこと。これだけ都議会が注目されたことはなかった」と四年間を振り返った。

 民進系の東京改革の都議は「また、しっかり議会に戻って仕事ができるように頑張りたい」と述べ、業界団体の会合へ。共産都議は「舛添前知事の政治資金問題から、小池知事の就任、百条委員会など嵐のような一年だった。やっと選挙に専念できる」とほっとした表情で話した。

     ◇

 七日の本会議では、電線を地中に埋めて都道での電柱新設を禁止する「無電柱化」を進める条例案など四十六件を可決した。

 

この記事を印刷する

PR情報