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都議選2017

共産、他党候補を支援 北多摩第2区 70年代以来

 共産党東京都委員会は九日、都議選(二十三日告示、七月二日投開票)の北多摩第2選挙区(国分寺、国立市)で、地域政党「東京・生活者ネットワーク」公認の現職山内玲子氏を支持すると発表した。都議選で他党の公認候補を支援するのは、一九七〇年代に旧社会党と相互推薦して以来という。

 山内氏は、小池百合子知事が率いる地域政党「都民ファーストの会」の推薦も受けており、相乗りの形となる。

 若林義春委員長は「ネットと政策で一致できた。都民ファーストは関係ない」と説明。築地市場の豊洲移転反対や原発ゼロなどで合意したという。

 築地市場がある中央区選挙区では、党公認の細野真理氏が立候補を取り下げ、都の市場問題プロジェクトチーム元委員で築地再整備を掲げる無所属の新人森山高至氏を支持すると発表。「市場関係者から一本化の要請があった。築地の再整備を実現させるため全力で協力する」とした。

 同選挙区では都民ファーストも新人を擁立しており、議席を争うことになる。

 

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