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都議選2017

AI活用で若者にPR 笑顔読み取り「票数」に

笑顔を見せた時間を「票数」としてカウントする装置=渋谷区で

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 来月二日投開票の都議選に向け若者らに選挙への関心を高めてもらおうと、都選挙管理委員会は十日、渋谷区神南の商業施設「渋谷モディ」で啓発イベントを開いた。表情から「喜び」や「驚き」などの感情を読み取る人工知能(AI)を活用する仕掛けを用意し、大勢の来場者でにぎわった。

 会場には、モニターに向かって笑顔を見せた時間を「票数」としてカウントする装置や、笑顔などをモニターに示すと、都議選イメージキャラクターの女優橋本環奈さんと一緒に顔写真が「選挙ポスター」に写る装置などを設置した。

 都選管の担当者は「昨年から選挙権年齢が十八歳以上に引き下げられ、関心が高まっている。若者が親しみやすい先端技術を活用することで、投票につながれば」と話している。

 イベントは十一日も正午〜午後七時に実施。二十四、二十五日には新宿区新宿の商業施設「サナギ新宿」で開く。 (神野光伸)

 

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