東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 特集・連載 > 都議選2017 > ニュースの記事一覧 > 記事

ここから本文

都議選2017

都議選の投票先 「都民」22%、自民17% 未定が4割

 七月二日投開票の東京都議選で、東京新聞は都内全域で世論調査を行った。どの党の候補者に投票するか聞いたところ、小池百合子知事率いる地域政党「都民ファーストの会」が22・6%で、都議会最大会派の自民党の17・1%を5・5ポイント上回ってトップだった。二十三日の告示まであと十日間に迫る中、都民ファーストの勢いが浮き彫りになった。投票先を決めていない人も四割いて情勢は流動的だ。

 投票先は共産が7・7%、民進が4・1%、公明が3・9%、東京・生活者ネットワークが0・9%、日本維新の会は0・8%。投票に「絶対に行く」は59・1%、「たぶん行く」は31・7%で投票意欲のある人は合わせて九割超に上った。

 都民ファーストに投じるとした人の内訳をみると、自民支持層から28・2%、民進支持層から34・7%が流れていた。「支持政党なし」と答えた人の投票先も、都民ファーストは19・4%と割合が高く、ほかの党は一桁台だった。ただし、「支持政党なし」層の65・8%は「まだ決めていない」と答えた。

 小池知事への支持・不支持では、56・6%が「支持する」、10・8%が「支持しない」と回答。特に女性は62・2%が支持し、男性の50・9%を上回った。

 前回二〇一三年の告示後調査と比較すると、自民は32%から14・9ポイント減。一三年の結果は自民が五十九議席で全員当選した。前々回〇九年の告示後調査では、旧民主が30・9%で自民が19・7%だった。〇九年は旧民主が五十四議席で第一党となった。

 調査は十、十一日の両日、都内の十八歳以上を対象に電話で行い、千二十一人から回答を得た。

写真
 

この記事を印刷する

PR情報