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都議選2017

「共謀罪」、加計問題 与野党幹部が応援で言及

 与野党幹部は十九日、二十三日に告示される東京都議選の応援に駆け付け、先の通常国会の争点だった「共謀罪」の趣旨を含む改正組織犯罪処罰法や、首相の友人が理事長を務める「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設問題に言及した。

 自民党幹事長代行の下村博文党都連会長は都内での都議選関連の会合で、「共謀罪」法に関し「一般の人は関係ない。野党や一部マスコミがマイナスイメージをつくろうとしているが、それを正していくことが私たちの役割だ」と強調した。

 「加計学園」関連文書で、自身の名前が取り上げられた萩生田光一官房副長官は「連日お騒がせしていることにおわびを申し上げたいが、行政をゆがめる仕事はしていない」と説明した。

 民進党の蓮舫代表は都内での応援演説で「共謀罪」法に触れ「内心の自由が侵され、権力側にとって都合のいい道具に使われる危険性が高い」と指摘。加計学園問題では「なぜ(首相の)腹心の友に規制緩和がされたのか、なぜ加計ありきで物事が進んだのか」と、政府は獣医学部新設の経緯をきちんと説明すべきだと訴えた。

 

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