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都議選2017

「都民」公認候補予定者 「自」「民」出身20人超 女性は34%17人に

◆府中市選挙区では民進離党現職公認

 二十三日告示の都議選(七月二日投開票)で、小池百合子知事が率いる地域政党「都民ファーストの会」は二十一日、民進党を離党した現職の小山有彦(くにひこ)さん(41)=府中市選挙区=を公認すると発表した。公認候補予定者は計五十人となった。小池氏は、どんな人たちを「同志」にしようとしているのか。

 五十人のうち、半数の二十五人は都議や市区町議の現職や元職。党派は、自民出身者が現職都議二人を含め十一人で最大勢力だ。小池氏の元秘書ら国会議員の秘書経験者四人を合わせると、元自民系は計十五人になる。

 民進党の出身は、この日公認した小山さんのほか、江戸川区の都議や文京、目黒区の元都議ら七人。旧民主党に所属していたり、旧民主から旧維新の党に移ったりした人を含めると計十人になる。ほかに旧みんなの党出身の四人がいる。

 一方、政治経験がない人は、民放の元女性アナウンサーやシンガー・ソングライター、トライアスロンの元プロ選手、医師、弁護士、商社や広告代理店の勤務経験者ら。全候補のうち女性は34%の十七人で、妊娠中の女性も二人いる。

 小池氏は今月一日の決起集会で「まさに新しい人材の供給源。東京を改革したいと手を挙げてくれた人ばかり」と胸を張った。対決する自民都連の幹部は「寄せ集めだ」などと批判している。 (木原育子、内田淳二)

 

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