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都議選2017

きょう告示 安倍政権の4年も争点

 東京都議選(定数一二七)は二十三日に告示され、七月二日の投開票に向けて九日間の選挙戦が始まる。小池百合子知事が昨年八月に就任して初の都議選。都議会最大会派の自民党と、小池知事が代表の地域政党「都民ファーストの会」が対決する構図で、四十二選挙区に二百五十人超が立候補を予定している。

 小池知事は築地市場(中央区)を豊洲市場(江東区)に移転させた上で築地跡地を再開発する方針を発表。この是非を含め、小池都政への評価が問われる。公明などを含む小池知事の支持勢力が過半数の六十四議席を獲得できるかが焦点。

 二〇一三年の前回の都議選以降、安倍晋三首相は特定秘密保護法や安全保障関連法、「共謀罪」を含む改正組織犯罪処罰法を成立させた。森友学園と加計(かけ)学園の問題も浮上し、安倍政権の四年間も争点になる。

 二十二日時点の主要政党の立候補予定者は、自民六十人(現有議席五十七)、公明党二十三人(二十二)、共産党三十七人(十七)、民進党二十三人(七)、都民ファーストの会五十人(六)、東京・生活者ネットワーク四人(三)、日本維新の会四人(一)、社民一人(ゼロ)。諸派や無所属を含めた立候補者の総数は、前回の二百五十三人を上回る可能性が高い。

 

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