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都議選2017

候補の平均年齢50歳 「都民」政界・秘書出身は5割強

 本紙の集計によると、東京都議選(定数一二七)に立候補した二百五十九人の平均年齢は五十歳で、二〇一三年の前回に比べ一歳高い。主な政党別では公明が五十六歳、自民が五十四歳、共産が五十歳、民進が四十七歳、都民ファーストの会が四十二歳など。

 主な出身分野別では、自民は六十人のうち区市町村議員などの地方政界が三十五人、議員秘書が十二人で、合わせて八割近くを占めた。自民と対決する都民ファーストは、五十人のうち地方政界出身が十七人、議員秘書が十人で合計で五割強。

 公明は二十三人のうち政党役員が九人、地方政界と議員秘書が各四人。共産は三十七人の中で地方政界が十七人、政党役員が十人。民進は二十三人のうち地方政界が十一人で、いずれも政治関係の出身者が多い傾向がうかがえる。

 このほか、自民は六十人中現職が四十九人と八割超を占める。都連は「経験と実行力がある」とアピール。これに対し都民ファーストは現職は六人にとどまるが、弁護士や会社員など政治経験のない新人候補者もおり、代表の小池百合子知事は「都議会への新しい人材の供給源となる」と強調する。 (柚木まり)

 

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