東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 特集・連載 > 都議選2017 > ニュースの記事一覧 > 記事

ここから本文

都議選2017

<政党アンケート> (3)都議会

写真

 東京都の小池百合子知事が都議会の改革を訴えていることを踏まえ、現在の都議会が役割・機能を果たしているかを尋ねた。「果たしている」と答えた自民党は、議会のチェック機能を「使命」としたうえで、「是々非々の立場で都政を前へ進めてきた」と記述。公明党も「どちらかといえば果たしている」を選びつつ、「行政チェック機能、条例立案機能は十分とは言えない」と課題を指摘した。

 議会運営で長らく主導権を握ってきた自公に自負が見られたのに対し、都民ファーストの会は「果たしていない」と真っ向から否定。「過去二十五年間で政策関連の議員提案条例は一本しか成立していない」と主張した。日本維新の会も現状を疑問視し、社民党は「機能低下の原因は、知事と自公の癒着にあった」と批判した。

 共産党は「どちらかといえば果たしていない」とし、自らは議員提案で条例案を提出したことに触れながら「多数を占める自公は、石原知事以来三代の知事と暮らし・福祉に冷たい都政を進めてきた」と回答。民進党も「これまでの知事与党が密室的な政治手法をとっていた」とした。

 東京・生活者ネットワークは、報酬削減や費用弁償廃止などの実績を挙げ、「議会への都民参画」を提言した。

 

この記事を印刷する

PR情報