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都議選2017

羽田新ルート、受動喫煙対策… 市民団体が候補者に独自アンケート

 二日投開票の都議選では、多くの市民団体が特定の地域・テーマに限定したアンケートを候補者や政党にぶつけている。結果はホームページで公開しており、メンバーらは「選挙公報だけでなく、候補者や政党のより具体的なテーマに関する考え方を知るため活用してほしい」と期待する。

 豊島区の市民団体「としまの空を考える会」は、同区の全候補者五人に、羽田空港の都心上空を飛行する新ルート案に対する考え方を尋ねた。三人が「問題と思う」とし、一人は「どちらでもない」、一人は設問には答えず、自身や党の取り組みについて説明した。同会代表の吉田雅明さん(66)は「地域ではあまり知られていない課題。広く関心を持ってほしい」と話す。

 「タバコ問題首都圏協議会」(中久木一乗(なかくきかずのり)代表)が質問したのは、受動喫煙対策。二百二十八人に質問状を送付し、五割超が回答した。このうち、「飲食店の受動喫煙防止対策で、もっとも妥当と考える方法は」との問いには、ほとんどが「建物内は全面禁煙」「店内は全面禁煙(建物内に喫煙室設置可)」のいずれかを選んだ。

 このほか、ネット上には障害者と文化芸術関連政策(NPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク)、改憲問題などの国政(市民連合あだち)、スーパー堤防(東京の水連絡会)などのアンケート結果が掲載されている。 (増井のぞみ)

 

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