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都議選2017

首都決戦 あす投票  国政にも影響 各党幹部全力

 東京都議選(定数一二七)は二日、投開票される。小池百合子知事の支持勢力が、過半数の六十四議席を獲得するかが焦点だ。今後の都政だけでなく、国政にも影響を与える首都決戦。最終日の一日まで各党幹部が応援に入り、国政選挙並みの態勢で臨んでいる。

 立候補者は二百五十九人。内訳は自民党六十、公明党二十三、共産党三十七、民進党二十三、都民ファーストの会五十、東京・生活者ネットワーク四、日本維新の会四、社民党一、諸派十七、無所属四十。

 「都民」代表の小池氏は、推薦する無所属候補も含め約百回応援に入った。半分近くは多摩地域で、「都民ファーストの議会にしていきたい」と議会改革を前面に出す。

 自民の安倍晋三首相は加計(かけ)学園問題などで逆風となり、三十日までの応援は屋内の個人演説会場三カ所にとどまった。政権の経済政策に触れ「結果を出せるのは自民だ」と訴える。

 公明の山口那津男代表は中野、北、北多摩第三などに重点的に入り、約五十カ所で演説。選挙協力する小池氏からも応援を受け、連携を強調している。

 共産の志位和夫委員長は激戦となっている定数三の選挙区を中心に約二十カ所でマイクを握った。国政の問題を訴え、自公政権の批判票の取り込みを狙う。

 民進の蓮舫代表も都内全域を奔走。自公政権への批判のほか、「都民」についても「トップの方針に反対と言えるのか」などと懸念を訴えている。

 東京・生活者ネットワークの西崎光子共同代表は、世田谷区の新人候補の応援に注力。日本維新の会代表の松井一郎・大阪府知事は、現職候補がいる大田区に二日間入った。社民の福島瑞穂副党首はほぼ連日、唯一の公認候補がいる世田谷区を駆け巡っている。

 

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