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都議選2017

有権者へ訴え届いたか きょう投開票

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 259人が127議席を争う都議選は2日、投開票日を迎える。9日間の選挙戦を終え、主要8党の責任者が談話を発表した。有権者に訴えは届いたか。(党派の都議会勢力順)

◆自民

 自民都連・下村博文会長 「進める責任。東京を前へ」を合言葉に、停滞する都政を前に進めるため安倍総裁を先頭に戦い抜いた。「豊洲市場の早期開場」と「五輪・パラリンピック準備加速」を強く主張し、確かな政策と実行力を訴える候補に期待が高まった。

◆公明

 公明都本部・高木陽介代表 私立高校授業料の実質無償化など都議会で合意形成の中心軸となり改革を進めた実績を訴えた。「小さな声を聴く力」を生かし、政治に反映させる行動力と実現力はどの党にも負けない。躍進すれば都政が安定し、東京改革が前進する。

◆共産

 共産都委員会・若林義春委員長 安倍内閣の国政私物化ストップ、豊洲市場への移転中止などの訴えに「今の自民を何とかしてほしい」「憲法9条を守って」という声援が、これまでにない規模で寄せられた。都民の熱い期待に応えるために力を尽くしたい。

◆民進

 民進都連・松原仁会長 森友・加計(かけ)問題や防衛大臣の発言に見られる権力の私物化、乱用に対し、強い国民の怒りを共有して訴えた戦いだった。都議会の未来のみならず、日本の「公正さ」を左右する政治決断を迫るもので、憤りと情熱で都民に訴えた9日間だった。

◆都民

 都民ファーストの会・野田数幹事長 街頭演説には大勢の皆さんに集まっていただき、都知事選をほうふつさせる熱気に一層身の引き締まる思いだ。これからも私たちは情報公開を進め、政策を実現し、議会改革を推進する責任政党として旧体制と戦っていく。

◆ネット

 東京・生活者ネットワーク・西崎光子共同代表 都議会改革の推進、豊洲市場への移転反対と合わせ、原発に頼らないエネルギー政策の確立などを提案した。生活者の立場で政策を訴え、多くの共感を得た。「当たり前に暮らしたい」を実現する都政を提案する。

◆維新

 日本維新の会・馬場伸幸幹事長 少数勢力ながら知事派にも反知事派にもくみせず、議員定数削減や天下りの根絶の身を切る改革、教育の無償化、待機児童・待機高齢者ゼロの政策を掲げ、戦い続けてきた。政策と覚悟は、多くの都民に理解を得られたと思う。

◆社民

 社民都連・羽田圭二代表 議席奪還のため全力で戦った。知事と都議会の癒着でゆがめられた都政を正す大事な選挙。築地市場の移転反対や子どもの貧困対策、待機児童対策、教育費完全無償化を訴えた。子どもたちの未来のための1議席が得られると信じている。

 

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