東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 特集・連載 > 都議選2017 > ニュースの記事一覧 > 記事

ここから本文

都議選2017

北多摩2 山内さんが3選 ネット発祥の地守る

当選確実となりガッツポーズする生活者ネットの山内玲子さん=国分寺市で

写真

 北多摩二(国分寺市、国立市)では、生活者ネット現職の山内玲子さん(61)が三選を決めた。

 生活者ネットにとって、同選挙区は“発祥の地”。一九八五年の都議選で擁立した候補者が初当選して以来、八期三十二年間、議席を維持してきた。今回も議席を守り抜き、山内さんは支持者らとハイタッチして喜びを分かち合った。

 午後十一時四十分すぎ、国分寺市西恋ケ窪三の山内さんの事務所に当選確実の知らせが入ると、集まった支援者が「わーっ」と歓声を上げた。山内さんは「情報公開を進めたい」と話し、福祉の充実や二〇二〇年東京五輪・パラリンピック、その後を見据えた施策の実現にも意欲を示した。

 同選挙区では山内さんのほか、自民現職の高椙健一さん(66)、民進元職の興津秀憲さん(60)、都民ファースト新人の岡本光樹さん(34)が二議席を争った。

 山内さんは、政党幹部らが応援演説に入るほかの三候補を相手に「市民目線」を訴えた。ただ、生活者ネットと政策協定を結んだ都民ファーストの推薦も受けたことから、街頭演説では小池百合子知事と並んで支持を呼び掛ける姿も見られた。

 

この記事を印刷する

PR情報