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都議選2017

八王子市 公明・東村さん5選 「政策、生活者の視点で」

当確の知らせを受け、支援者から祝福を受ける東村邦浩さん=八王子市で

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 定数五に九人が立候補した八王子市では、公明現職の東村邦浩さん(55)が組織をまとめ、五選を果たした。同市八日町の選挙事務所では、午後八時の投票締め切り直後に当選確実の報が届き、集まった支援者ら約三十人による「万歳」の声が響き渡った。東村さんは「他党は国政を絡めてきたが、教育費や老老介護など生活者の視点で政策を訴えた。さまざまな問題を抱える市民の声を都政に届けたい」と抱負を語った。

 堅い支持基盤を持つ東村さんの陣営も「今回は、どうしても都民ファースト対自民という目で見られかねない」と埋没を懸念。「小池百合子知事と一緒に、庶民目線で改革を進めている公明党ということを伝える選挙」(陣営関係者)を意識して、選挙戦を展開した。

 応援に入った小池知事も「積み重ねてきた議会経験があり、改革の志をともにする東村さんは、これからの都政に大切な人」とアピールした。

 東村さんは選挙戦で、知事が二代続けて政治とカネの問題などで辞任したことなどに触れ、「議会も身を切る改革をしようと都議会公明党で決意し、議員報酬の削減などに取り組んだ」と、実績を前面に打ち出していた。

 

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