東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 特集・連載 > 都議選2017 > ニュースの記事一覧 > 記事

ここから本文

都議選2017

「議会がらっと変わる」 都職員から戸惑う声

 東京都職員からは、大きく変わる都議会の構図が議会運営に及ぼす影響を不安視する声などが聞かれた。

 「自民党がここ(23議席)まで減るとは衝撃だ。議会ががらっと変わる。8年前に民主党(当時)が第1党となった時と同じように、議会と都庁側とのやりとりでも当初は混乱するかもしれない」。都幹部の一人は戸惑いを隠さない。

 市場の移転問題については「知事が告示直前に打ち出した『豊洲移転、築地再開発』の基本方針を評価する都民が多かったと受け止める。築地再開発は財源問題など課題が多いが、どうやって生かすのか詰めないといけない」と語った。

 一方、2020年東京五輪・パラリンピックの準備を担当する都幹部は「大会を成功させようという気持ちは都議会で一致している。どんな議会構成になろうと足を引っ張るような動きが出てくることは考えにくい」と見通した。

 

この記事を印刷する

PR情報